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【学部卒】大学院に行かないと考えている理系大学生へ【良いと思います】

4 min

理系なんですが大学院には行かないつもりです…。早くお金欲しいし、研究も興味ないし…。でも、理系で大学院に行かないと、就職が難しくなりそう…。仮に学部卒で就職できても、院卒より給料は低いのかな…。

大学院に<br>行きたくない<br>理系の大学3年生

大学院に
行きたくない
理系の大学3年生

フルショ

フルショ

僕は大学院に行きましたが、無理に大学院に行く必要はありません。では、解説していきますね。

この記事を読む価値

大学院に行くか行かないかを決断ができる。

本記事の大学院卒とは、修士卒のことです。

「理系は大学院に行かないと就職で不利」なんてことありません

理系は学部卒でも、新卒市場で最低限文系の学部卒と同じ扱いをされますし、理系として技術系総合職で採用してくれる企業もたくさんあります。

とはいえ、大企業であれば採用実績をみると大学院卒の採用のほうが多い企業がほとんどです。

事実、東洋経済ONLINEに掲載されている大学院卒の採用が多い企業ランキングを見ると、大企業は採用数全体のうち半分以上が大学院卒というのがほとんどであることがわかります。

やっぱり大企業に行きたければ大学院卒。これ自然の理。われ、大学院にいくなり。

大学院に<br>行きたくない<br>理系の大学3年生

大学院に
行きたくない
理系の大学3年生

いや、ちょっと待って下さい(笑)実はそうでもないんです。

確かに大企業は大学院卒の割合が高いですが、そもそも応募してくる学生が大学院卒のほうが多いからというだけです。

なので、ほとんどの会社で理系の学部卒が圧倒的に不利になるということはありません。

理系は就活のチャンスが2回あります

理系は学部で一回就活をしておいたほうがよいです。

仮に学部卒で就活に失敗しても、不利を被ることなく大学院に進学してもう一回就活ができるからです。

文系であれば、学部卒で就活に失敗して大学院に行けば、歳を取るだけなので就職は不利になりますが、理系であれば、大学院卒で就職する人が多いので、不利になることはありません。

つまり、理系は就活を2回できるというチート武器を持っているということです。

それにもかかわらず、大学院に進学するからといって、学部卒で就活をしないのはもったいなすぎます。

でも、学部卒で就職したら大学院卒より給料が低いのでは…。

大学院に<br>行きたくない<br>理系の大学3年生

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学部卒のほうが生涯年収は高いです

学部卒1年目と院卒1年目であればもちろん、院卒1年目のほうが給料が高いことがほとんどです。

しかし、学部卒も3年目になると大学院卒1年目と同じ給料になる会社がほとんどなので、学部卒のほうが院卒より初めの2年分多く給料をもらえ、生涯年収が多くなります。

ちなみに、学部卒2年目までにもらえる給料の合計は約700万です。

さらに、大学院卒の場合、2年分の学費を払わなければなりません。国公立であれば2年で約110万、私立であれば2年で約240万はかかります。

以上を合計すると、学部卒は大学院卒に比べ、800〜950万円程度は生涯年収が多くなります。

でも、学部卒は昇進に限界がありそう…。

大学院に<br>行きたくない<br>理系の大学3年生

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行きたくない
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昇進に学部卒、大学院卒は関係ないです

そもそも大学院卒でしか得られないスキルなんて基本的にありません。

つまり、大学院卒が学部卒より評価されるとすれば、2年多く学部卒よりも研究をしているという点です。

とはいえ学部卒も就職して2年間しっかり会社で働いていれば、大学院卒と大差ない実力になります。

なので、会社での昇進に学部卒も大学院卒も関係ありません。仕事ができる人が昇進するのです。

仮に学部卒より大学院卒のほうが優秀だから、学部卒の昇進は頭打ちにするというのであれば、初めから大学院卒だけを採用するはずですよね。

じゃあなんでみんな大学院に行くんですかね…。

大学院に<br>行きたくない<br>理系の大学3年生

大学院に
行きたくない
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理系が大学院に進学しがちな理由

理系が大学院に行く人が多い理由は以下です。

  • みんなが行くから
  • 大学での研究をもう少し続けたいから
  • アカデミックな研究がしたいから
  • 大学院卒が有利になる会社に行きたいから

みんなが行くから

一番多い理由はこれだと思います。恥ずかしながら僕もそうでした。

事実、僕の学部の学生は8割近くが大学院に毎年進学していました。

日本人の悪いところかもしれませんが、みんなが行くから自分も行っておこう、という思考になることが、理系が大学院に行きがちになっている理由の1つであるのは間違いないですね。

大学での研究をもう少し続けたいから

理系大学生は研究室に配属されて研究し始めるのは、学部4年生からというのがほとんどです。

とはいえ正直、大学を卒業するまでの1年間で満足な研究成果が得られる人はほとんどいません。というか、いないです。

なので、自分の研究テーマを気に入って、もう少しキリの良いところまで研究したいと考えて大学院に進学する人も当然います。

アカデミックな道に進みたいから

大学に残って教授になりたいという人ですね。こういう人は、当然大学院に行かなければなりません。

単純に学問を追求するようなお金にならない研究ができるのは、大学での研究だけなので、そういう研究がしたい人は、大学院に行って教授を目指すのが正解ですね。

大学院卒が有利になる会社に行きたいから

先程、ほとんどの会社は学部卒でも不利になることなく就職できると言いました。

しかし、少数ではありますが、大学院卒が有利になる会社があるというのも事実です。

例えば、化学系大手メーカーの住友化学は過去4年間技術系で学部卒の採用実績がありません。

住友化学2021年度新卒採用ページ

たまたま学部卒の採用がなかったのか、もともと学部卒は採用する気がなかったのかはわかりませんが、このような企業があるのも事実です。

というわけで、自分の行きたい会社が学部卒の採用実績があるかを調べておきましょう。

あればガンガン学部で就活をして、なくても玉砕覚悟で学部で就活をすればいいです。落ちても大学院に行けばいいだけなので。

大学院に行かないで良いかを診断するチェックリストを作成しました

  • 早くお金を稼ぎたい
  • 研究が好きではない
  • みんなが行くから大学院にいこうと思っていた
  • 文系の仕事のほうが興味ある

以上のチェックリストに2個以上当てはまるのであれば、大学院に行かなくていいです。即学部卒で就職しましょう。

なんなら、「研究が好きではない」とか、「文系の仕事のほうが興味ある」とかにチェックが入った方は、事務系で応募しましょう。

0個もしくは1個しか当てはまらなかった方は、大学院に行ってもいいですが、とりあえず学部卒で就活はしておいて損はないでしょう。

というわけで結論、大学にずっと残るという強い意志がない限り、理系であっても全員、学部で就活はしておきましょう。

今回は以上です。



フルショ

フルショ

2019年春に理系大学院を卒業して、大手メーカーに勤める25歳です!
海外ノマドにあこがれて、会社に頼らない生き方を現在模索中。

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